Gallery Nisui 而水

10th Anniversary


ギャラリー而水は2024年10月に10周年を迎えることとなりました。これもひとえに皆様の多大なるご支援の賜物と御礼申し上げます。
10周年に合わせまして、日頃ホームページやインスタグラムではご紹介していない作品を月替りにご紹介して参ります。
また、他業種様とのコラボ企画も準備しております。どうぞお楽しみくださいませ。

Gallery Nisui will celebrate its 10th anniversary in October 2024. We would like to express our deepest gratitude to all of you for your generous support. To coincide with our 10th anniversary, we will be introducing works that are not normally introduced on our homepage or Instagram every month. We are also preparing collaborative projects with other industries. I hope you enjoy it.

7月のご紹介

July Collection


町を歩けば祇園囃子が聞こえてくる7月の京都。蒸し暑い夏の古都に涼を呼ぶ、工芸品や掛軸をご紹介いたします。

Kyoto in July, where you can hear the Gion Hayashi as you walk through the town. We will introduce handicrafts and hanging scrolls that bring coolness to the ancient capital during the humid summer.

Hattori Syunshou

服部峻昇

服部峻昇 (はっとり しゅんしょう1943-2018) 京都の漆芸家
2017年、京都国立近代美術館で開催された、フランスのハイジュエリーブランド「ヴァン クリーフ&アーペル」と日本の工芸作品のコラボレーション展に出品した玉虫香合や耀貝飾箱は、その精緻で華麗な作風で多くの人を魅了した。

Tomioka Tessai

富岡鉄斎

富岡鉄斎(1836-1924)は幕末~大正期の南画家。京都に生まれ、幼少より国学・漢学・詩学を学び、さらに文人としての教養を高めるため画も独学しました。孤高を貫いた最後の文人画家と呼ばれます。

Hirota Hyakuho

広田百豊 -涼蔭-

広田百豊 (ひろたひゃくほう、1876-1955)
石川県山中に生まれる。石川師範学校を卒業後、京都にて竹内栖鳳に師事。
1911年第5回文展に『厩』で文部大臣褒状、宮内省買い上げとなる。1916年まで連続入選するが、7年の文展改組に際して同志と文展を離脱し、日本自由画壇を設立。金城画壇の特別会員であり、1936年、兼六園内の金沢霊沢の天井に竜の絵を描く。

Honami Kouetsu

本阿弥光悦 -書簡 七月二十日付-

本阿弥光悦 (ほんあみこうえつ、1558年-1637)
京都の日本刀鑑定の名門家系に生まれ、書、画、漆芸、陶芸、茶人としてなど、後世の日本文化に多大な影響を与えた人物の1人。国宝2点、重要文化財18点の作品がある。

Kishida Ryusei

岸田劉生 -洛東小景-

岸田 劉生(きしだ りゅうせい、1891- 1929) 大正から昭和初期に活躍した孤高の洋画家。ルネサンス絵画や中国の古典美術、日本の浮世絵などに目を向けて独自の路線を進む。38年という短い生涯の中で多くの名作を生み出し、同時代の画家にも大きな影響を与えました。