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作品名18世紀 新渡 染付芙蓉手大皿「雁塔題名」「杏林春燕」サイズ巾22×高3.5cm見込み部分を描き割り、「雁塔題名」「杏林春燕」の二つの場面をまるで鏡写しのような珍しい構図の中に、のびやかな筆致で描いている。 「雁塔題名」は唐の時代、新しく科挙(官僚の登用試験)に合格した者が、長安の都で皇帝の宴に招かれた後、慈恩寺にある大雁塔で自分の名前を墨書し壁に掲げた風習を言う。大変名誉なことであり、のちに大臣や宰相に出世した者は更に名前を朱字で書き改めたという。 「杏林春燕」の杏林とは医学界のこと。古代の伝説的名医・董奉が、病人を無償で治療する代わりに杏の苗を植えさせ、数年後に立派な杏の林が出来上がった、という物語から生じた言葉。杏林に飛ぶ春の燕は、新しく医学の世界に進んだ若い学生を意味する。また、燕は発音が「宴」に通じ、進学を祝う宴席を連想させる。どちらも優秀な若者の前途を寿ぐ縁起の良い画題で、ハレの席にふさわしい図様である。芙蓉手と呼ばれる紋様様式は中国明代末期の万暦年間(1573~1620)頃に景徳鎮(中国江西省)で民間が運営する窯(民窯)で作られたものが起源です。見込中央に大きく円窓を設け、その周囲を区切る文様構成が芙蓉の花を連想させることから、日本では「芙蓉手」と呼ぶようになりました。本作は明代から少し時代が下り清時代、18世紀の制作になる「新渡」と呼ばれる日本からの発注品だと思われます。明時代のものに比べ軽く、使いやすいのが特徴です。※経年変化によるホツや虫食い、窯傷があるものがございます。備考店頭でも常時販売しておりますので、店頭にて売り切れてしまう場合がございます。その場合ご注文をキャンセルさせて頂く場合がございます。経年による細かな擦れ等ある場合がございます。予めご了承下さい。モニターの発色の具合によって実際のものと色が異なる場合があります。(No.200756)
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