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作家高橋介州作品名「加賀象嵌 瓦当紋馬(がとうもんうま)」共箱、共しふく付サイズ巾8.5 × 奥行25 × 高さ25.3 cm古代中国の宮殿や官署の瓦に用いられた紋様や文字をモチーフにした、気品あふれる銅製の馬の置物です。【造形の特徴】「延年」「万歳」「長生未央」など、めでたい意味を持つ篆書体の文字を、金・銀・赤銅を用いた高度な加賀象嵌で表現しています。馬の端正な佇まいと、毛並みや馬具の細部まで行き届いた繊細な彫金技術が融合した、格調高い一品です。【技法】加賀象嵌(かがぞうがん)金属に色彩や質感の異なる別の金属をはめこむ彫金技法です。加賀象嵌は素地表面と象嵌部分を同じ高さにして模様を打ち出す「平象嵌」という技法が用いられます。江戸時代には武具・馬具として名を馳せ、現在は花器や芸術品へとその美意識が受け継がれています。【略歴】高橋介州(たかはし かいしゅう) (1905–2004)金沢市出身の金工家。東京美術学校で海野清に師事。石川県美術館長を歴任するなど、戦後の郷土工芸の発展に尽力しました。1982年、石川県指定無形文化財「加賀象嵌」保持者に認定。なお、金沢市立中村記念美術館において開催中の企画展「時代をかける馬」(2026年2月15日まで)において、本作と意匠の異なる類似作が展示されています。見比べてみるのも面白いと思います。
「午(うま)」は古来より「物事がうまくいく」として尊ばれてきた縁起物。午年の新年を寿ぐにふさわしい端正な佇まいの一作です。
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