Gallery Nisui 而水

10th Anniversary


ギャラリー而水は2024年10月に10周年を迎えることとなりました。これもひとえに皆様の多大なるご支援の賜物と御礼申し上げます。
10周年に合わせまして、日頃ホームページやインスタグラムではご紹介していない作品を月替りにご紹介して参ります。
また、他業種様とのコラボ企画も準備しております。どうぞお楽しみくださいませ。

Gallery Nisui will celebrate its 10th anniversary in October 2024. We would like to express our deepest gratitude to all of you for your generous support. To coincide with our 10th anniversary, we will be introducing works that are not normally introduced on our homepage or Instagram every month. We are also preparing collaborative projects with other industries. I hope you enjoy it.

9月のご紹介

September Collection


9月、収穫期を迎える実りの秋。
日中の暑さは続きますが、朝晩の涼しい風にどこか秋を感じる日が増えてまいりました。
今月は、涼しい時期を待ち遠しく思える作品をご覧くださいませ。

September is the ripe autumn season for harvest. Although the heat continues during the day, the cool breeze in the mornings and evenings makes it feel like autumn more and more days. This month, we have collected works that will make you look forward to the cooler months.

Yagi Kazuo

八木 一夫

1918年-1979年 京都の陶芸家
日本の陶芸会を牽引した「走泥社」を設立した人物のひとり。1972年札幌オリンピックのメダルデザインを手掛けている。

Taneda Santouka

種田山頭火

1882年~1940年
大正・昭和期の俳人。山口県防府市出身。本名種田正一。早稲田大学中退後、1925年に出家。僧侶の姿で九州、四国、中国、東北などを托鉢行乞しつつ季題や定型を排した自由律の俳句に詠んだ。「分け入つても分け入つても青い山」「うしろすがたのしぐれてゆくか」などの有名な句がある。

江戸中期

燗瓶

当時はお酒を温めるためのガラス瓶だったのでしょう。

comming soon

Bernard Leach

バーナー・ドリーチ

バーナード・リーチ(Bernard Howell Leach 1887年-1979年)は、イギリス人の陶芸家であり、画家、デザイナーとしても知られる。 日本をたびたび訪問し、白樺派や民芸運動にも関わりが深い。 日本民藝館の設立にあたり、柳宗悦に協力した。

Kikuchi Keigetsu

菊池契月

菊池契月 (きくち けいげつ 18790-1955)
長野県生まれ。京都画壇で活躍した日本画家。
京都市絵画専門学校で後進の指導にもあたる。
渡欧してフォーヴィスムやキュビスムなど同時代の最新の絵画動向や古典を学び帰国、仏教美術や大和絵などを研究して、繊細な線描と色彩による新古典主義的な画風を確立した。

Hattori Syunshou

服部峻昇

服部峻昇 (はっとり しゅんしょう1943-2018) 京都の漆芸家
2017年、京都国立近代美術館で開催された、フランスのハイジュエリーブランド「ヴァン クリーフ&アーペル」と日本の工芸作品のコラボレーション展に出品した玉虫香合や耀貝飾箱は、その精緻で華麗な作風で多くの人を魅了した。

Tomioka Tessai

富岡鉄斎

富岡鉄斎(1836-1924)は幕末~大正期の南画家。京都に生まれ、幼少より国学・漢学・詩学を学び、さらに文人としての教養を高めるため画も独学しました。孤高を貫いた最後の文人画家と呼ばれます。

Hirota Hyakuho

広田百豊 -涼蔭-

広田百豊 (ひろたひゃくほう、1876-1955)
石川県山中に生まれる。石川師範学校を卒業後、京都にて竹内栖鳳に師事。
1911年第5回文展に『厩』で文部大臣褒状、宮内省買い上げとなる。1916年まで連続入選するが、7年の文展改組に際して同志と文展を離脱し、日本自由画壇を設立。金城画壇の特別会員であり、1936年、兼六園内の金沢霊沢の天井に竜の絵を描く。

Honami Kouetsu

本阿弥光悦 -書簡 七月二十日付-

本阿弥光悦 (ほんあみこうえつ、1558年-1637)
京都の日本刀鑑定の名門家系に生まれ、書、画、漆芸、陶芸、茶人としてなど、後世の日本文化に多大な影響を与えた人物の1人。国宝2点、重要文化財18点の作品がある。

Kishida Ryusei

岸田劉生 -洛東小景-

岸田 劉生(きしだ りゅうせい、1891- 1929) 大正から昭和初期に活躍した孤高の洋画家。ルネサンス絵画や中国の古典美術、日本の浮世絵などに目を向けて独自の路線を進む。38年という短い生涯の中で多くの名作を生み出し、同時代の画家にも大きな影響を与えました。